2017ヴィンテージは、僅かに12樽分の生産となりました。樹齢50年を超えるブドウは、実際にはEn l'Ormauの畑にありますが、（許可されていることもあり）バンジャマンは隣接するMitansの名前を好んで使っています。畑は東向き、表土は軽く砂質であり、下層は砂利質と、フィネスとデリカシーに富んだワインを産み出しています。完全に除梗が行われ、新樽率20％での熟成。香りは芳醇で、レッドチェリーとブラックチェリーの香りにチョークと甘いスパイスのタッチが加わっています。味わいはミディアムボディで、緻密で抑制されたキャラクターを合せ持つ複雑味が魅力的です。
飲み頃：2022-2026
Adam Bruntlett, Burgundy Buyer, (May, 2021)