2009 シャトー・ラフィット・ロートシルト、ポイヤック

このワインは驚くほど印象的ですが、2010年ヴィンテージとはほぼ正反対のスタイルです。この年は、暖かく湿った春に続き、暑く乾燥した夏と9月の涼しい夜があり、より熟した豊かな印象をもたらしました。アタックにはわずかなスモークとスパイスが感じられ、黒系果実主体の熟したプラムのニュアンスが広がります。味わいはしなやかで密度があり、フィニッシュには贅沢な余韻が長く続きます。
このヴィンテージは2010年よりも早く楽しめますが、同等の長期熟成にも耐えられるでしょう。最終的なブレンドはカベルネ・ソーヴィニヨン82.5％、メルロ17％、プティ・ヴェルド0.5％です。収穫はメルロが9月中旬、カベルネが10月初旬に始まり、収穫量の45％がグラン・ヴァンに使用されました。

飲み頃：2032年～2082年

Charles Curtis MW (March 2022)