2000 グラハムス ヴィンテージ・ポート
2000年のヴィンテージは「量より質」の年として知られています。穏やかで乾燥した冬の影響で芽吹きは早く進みましたが、4月と5月には例年にない多量の降雨があり、結実に影響が出たことで収穫量は少なめに。しかし、夏から収穫期にかけては安定した好天が続き、9月を通して理想的な条件のもと、品質の高い果実と発酵が実現しました。
RM
香りは控えめで、今は一時的に閉じている印象も。ただし味わいは素晴らしく、フレッシュなベリーの果実味としっかりとしたタンニン、そして奥行きのある全体構成が魅力。パワフルすぎるわけではありませんが、バランスがよく、美しいストラクチャーを持った一本です。
SJ
口当たりは豊かで堂々とした印象。煮詰めた黒系果実にチョコレートやナツメグのスパイス感が重なり、濃密でありながらバランスの取れた味わい。非常に長い余韻を持ち、これからの熟成も楽しみなワインです。
DW
完熟感があり、甘くジューシーで表情豊かなスタイル。ブルーベリーのような果実味に、革やスパイスのニュアンス、新鮮さも備え、しっかりとしたタンニンの存在感が全体を引き締めています。
Richard Mayson, Shane Jones, Demetri Walters MW, decanter.com (October 2022)
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Colour
Red -
Sweetness
Luscious -
Vintage
2000 -
Alcohol
20% -
Grape
Port Blend -
Body
Full Bodied -
Producer
Graham's